乾燥の季節到来!天然素材の家具との付き合い方を考えてみます。 


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かつて森で生きていた命を扱うということ

TIME LAGが家具に使う木材は、パイン材、ナラ材、チェリー材、といった天然の素材です。そういった、森に生き、強い生命力をもった素材を相手するということは、時に難しい面もあります。

特に、空気が乾燥する季節は驚くほど大きな音で割れることがあるんです。

 

たとえば、夜中にダラダラとチャンネルを変えながらTVを流し見ている時、パン!とかピシ!といった大きな音を聞いた経験がありませんか?それは、家の中のどこか建具や床、もしくは家具の一部が動いた時の音かもしれません。

木は、乾燥で痩せます。その逆もあり、湿気で太ります。

木の家具が湿度のバロメーターである理由とは

まず、乾燥の季節は徐々に木が痩せていき、板と板を継いでいる部分の接着力にまけて少し離れた場所に亀裂が入ったり、もしくは扉のパネル部分(木枠で囲まれた板の部分)と枠の間に隙間ができることがあり、じっと耐えていたけれどある日溜め込んだ力でもって、パン!と音をたて離れます。その結果、見た目によろしくない亀裂や隙間ができるのです。

また、太っている時は合わせ扉が少し当たるようになったり、インセット(家具の枠に収まる引き出しやドアの取り付け方の名前です。仕上がりが美しいためTIME LAGではこの仕様にしています。)の場合は引き出しがいつもより硬く感じるでしょう。

さて問題です。そうなったときはどうすれば良いのでしょうか。

一刻も早くTIME LAGに電話をして、どうなってるの?おかしいよ?と言いましょう!!

ではなく・・・

数日から数週間かかりますが気長に待ってみてください。

これは決して楽観的な話ではなく、相手にしたくないからでもなく、物理的に季節の移ろいとともに痩せすぎ、太りすぎの木の状態が元に戻るためです。

暮らしに合う家具と、心地の良い付き合いをしたい

日本は四季折々の気候の変化が大きいため、木材の動きも大きいと考えられています。そのため昔から、着物や食器を入れる家具には桐材が重宝されました。それは、桐が持つ「湿気を吸う&吐く」という日本の風土に合った特性のおかげです。もちろん中にいれている着物の状態も良く、今でもチェストを作る際にはとても人気があります。

少し痩せてきたな、加湿器をつけようか。

太ってきたな、空気の流れをつくって換気しようか。

など、家具をみて空気の状態に気付くことができるって、ちょっと暮らしの達人のようで恰好良いと思います。痩せやすい、太りやすいなど、その家具ならではの個性を見守りつつ、末永くお使いいただけることを願っています。

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